バーナーとグリルは、アウトドア・クッキングの主役的な存在ですね。
大きさやどの燃料を使っているのか?その構造がわかれば、どこへいってもオリジナルの料理も思いのままです。
燃料系は3種類、構造を理解して使おう
1.炭(チャコール)
バーベキューからローストビーフまで、新鮮な素材を遠火でじっくり焼き上げるのは、グリルのもっとも得意とするところですね。
そのため、燃料はガスや液体のような高火力よりも、一定の熱で長時間燃えることが大事になってきますので、炭やチャコールブリケットが使用されます。
点火は、ストーブやバーナーのように素早くできるわけではありませんが、一度火がついたらあとは消えないので火持ちは最高。
コツは、一度に大量しようと欲張らずに丸めた新聞紙や着火剤といっしょにいれておくことです。
こうすれば、空気の循環もよくなって炭に火が回りやすくなりますよ。
もちろん、強力なガス・トーチで一気に着火するのも良いですが、ガソリンなどを直接かけると、いきなり炎があがって、とても危険なのでぜひ注意してください。
2.液体燃料
液体燃料には、ホワイト・ガソリンにレギュラーガソリン(アンレデッド)、ケロシン(白灯油)、アルコールの4種類があります。
機具普及率でみると、ホワイト・ガソリンを使うタイプが多く、自動車の燃料(レギュラーガソリン)を併用できるモデルも増えてきています。
点火には、タンク内の燃料へ圧力をかけて、気化をスムーズにする『ポンピング』という操作や、燃料を燃えやすくする『プレヒート』という予備点火が必要となってきます。
一見すると面倒くさそうですね(笑)
しかし、ベテラン達はそのプロセスを楽しんでいるようです。
ホワイトガソリンは、ガス・カートリッジと同様にアウトドア・ショップで購入可能です。
3.ガス・カートリッジ
ガス・カートリッジを使うバーナーやストーブの特徴といえば、点火が簡単で、火力安定が早いということ。
機具本体や専用供給機にカートリッジをセットするだけでいいので、最近は自動点火式のモデルも多いです。
初めての人や、女性でも家庭用コンロの感覚で使えるからでしょうね。
カートリッジの種類は、アウトドア・メーカー製の小型・中型・大型タイプと、家庭用機具メーカー製のカセット・ボンベに分かれます。
今までは、カートリッジ、機具ともにアウトドア・メーカー製が主流だったのですが家庭用機具メーカー製の高火力型カセットコンロの人気が高くなってきました。
燃料のカセット・ボンベは、郊外のストアでも手に入りやすいのが利点ですね。
どんなバーベキューグリル&ストーブ&バーナーがあるのか
それでは、実際アウトドアでよく使われている機具をみてみましょう。
1.ガス・カートリッジ式ストーブ
ソロ・キャンパー用にデザインされていて、ヘッド部の下にガス・カートリッジを取り付けて使うタイプです。
ほとんどの製品には自動点火装置がついているから便利ですね。
ガスにはブタン100%と冬季にはブタンとプロパンの混合型があります。
2.ガソリン式ストーブ
タンク内の液体燃料に、内蔵のポンプで圧力をくわえて気化させて使うものです。
ソロキャンパー向きだが、テーブルの上でコーヒーを沸かすときにとても便利で、収納時もコンパクト。
3.バーベキューグリル
バーベキューやロースト・ビーフなどを作るときには、グリルがあると便利ですね。
チャコール(炭)を燃料にして、遠火でジックリ焼くのがコツです。
4.ガソリン式ツーバーナー
液体燃料のツーバーナーで、燃料はホワイトガソリンかアンレデッド(レギュラーガソリン)を使っています。
収納時にはトランク状になります。
5.卓上ガス・コンロ
家庭用の卓上ガスコンロは、テーブルに置いてなべ料理をするのに役立ちますよね。
多くのモデルに自動点火装置がついて、燃料のガスボンベはホームセンターやコンビニでも容易に手に入るようになりました。
ただ、家庭用ですと風にやや弱いというデメリットがあります。
6.ガス・カートリッジ式ツーバーナー
ガス・カードリッジを使ったツーバーナー。火口が2つあるので大人数の料理が作れます。
カートリッジは大型サイズを使うタイプが多いですが、なかにはガスボンベを使うモデルもあります。
以上、バーベキューグリルの使い方でした!
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