牛肉は高価でとても大切な食材ですが、半生でも食べれるので他の肉よりも調理がしやすいと思います。
日本人だけではなく、世界各国でも最もなじみが深いです。
日本では和牛の霜降りが高級な肉として知られていますが、イタリア人は淡いピンクのまったく脂肪のないニュージーランドラムのような子羊の赤み肉を好まれます。
またフランス人やオーストラリアの人達は脂肪の少ない赤みを好みます。
それは日本人に比べて、アメリカ人のほうが数倍も肉の消費率が多いからです。
アメリカの牛の飼育をする人達は、少しでも牛の体内の脂肪を減らすことに、努力と時間を惜しみません。
脂肪の量を減らせば減らすほど、利益につながって行くからです。
ヘルシ-志向で健康を大事にするアメリカ人らしいですね~
日本人には高級の肉でもこの霜降りの脂身を見たら、食べる気がしないかも知れませんね!
芸術品とも言われている霜降り肉の脂肪、柔らかい赤みなかなか手が出ません…
健康かどうかはさて置き、肉をお腹いっぱい食べるためにはもっと安くて手に入りやすいもので充分ですよ。
サーロインやランプやヒレ肉などいろいろありますが、バーベキューにはハラミのところが赤みの部分が柔らかくて美味しいので良く合いますし、サーロインやランプなどにもやや近いです。
肉はやはり炭火で焼くのが一番です。
よぶんな脂は肉を守りながら、適当に流れ落ちるので炭火で焼くのがヘルシーだと思います。
それがバーベキューのいいところでもありますし、良い肉は味付けもシンプルでいいんです。
その方が肉本来の味を引き立てますし、塩コショウだけで充分。
この時のポイントはすり込むように強めにすることです!
脂と一緒に落ちてしまうからです。
塩は粗塩がいいです美味しい肉は、美味しい塩で焼いたほうがダントツにいいですから、それをこすりつけるようにズリズリ美味しく焼けるように思いを込めてつける作業もまた楽しいです。
肉を焼く時のコショウは?
コショウも粗引きコショウがいいです。
すでに粉末になっているものは、風味や辛さが弱くなっているからです。
こんなものを使うと、折角の良い肉の素材を台無しにしてしまいます。
そして肉汁がにじみ出てこないように、焼く直前にさらに塩コショウをします。
肉汁と脂がうま味を作ってくれますよ。焼く時はなるべく時間を掛けてじっくりと焼きましょう~
時々したたり落ちる脂汁の焦げていくにおいがたまりません(笑)。
また、あがってくる煙が肉の風味を良くします!
その雰囲気を長く楽しむことができ、ビール片手になんていうのもいいですね~
さあ焼き上がりました。
表面は炭火でこんがりとカリカリですが、なかはやや生焼けです。
塩コショウがしたたり落ちる肉汁を、しっかりとガードしてくれました。
肉汁と脂で作られたうま味は、ホッペタが落ちそうなくらい美味しいのはいうまでもありません。
この料理のポイントはまず塩コショウをすり込むように、念入りにつけることですね、あとはじっくりとなかが生焼けになるように焼くことです。
注意点は肉を焼くタイミングです。
表面がカリカリになるように、充分に炭がおきてから焼きましょう!
肉の厚さなどにもよって焼き加減は変わってくるので、何度もやって実践していくとレアやミディアムやウェルダンなどの焼き加減をマスターすることが出来ます。
焼き加減なども工夫するのも楽しみの一つなりますね!
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