いかにいい肉を使うかで、焼肉のうまいまずいは決まりますが、焼肉はタレが決めてです。
いい肉ほどタレの良し悪しが問題になります、焼く前にタレをつけるモみだれと、焼いてから食べるときにつけるツケダレと二種類の食べ方があるのです。
日本料理でもツケダレは同じような、使い方をしますので、あまり珍しい感覚はありませんが、それに対してモミダレは慣れるとそれほどではありませんが、難しいところがあります。
この場合は、肉にもみ込むタレが決め手になります。
焼肉は、タレに使ういろいろな種類の微妙な調味料や、香辛料や香味野菜などの分量の合わせ方で、焼きあがった時の味が決まります。
肉の特徴を知って、その素材の持ち味を、生かすようなタレを作ることが大事です。
当たり前のことですが、肉に味をつけるために焼肉のタレを使います。
独特のにおいがするのは内臓の部分。肉の臭みとも言われていますが、強烈なタレでそれをすべて消してしまうようなタレでは困りますね~
その臭みを生かすようなタレでなくてはいけません!
また一種類だけの香辛料をタレに使うと、仮にニンニクだけを使うと、ニンニクのにおいが強すぎて反対に肉の風味を殺すことになります。
焼肉と言えば韓国が有名ですが、韓国の焼肉はとても面白いです。
口に入れた時の味覚を複雑にするために、肉の味を活かしながら、バランスを微妙にとりながら、タレを作っていることです。
とくにネギやショウガやコショウや唐辛子使い方には、とても感心します。
焼肉に使うタレに混ぜる材料は、ゴマ、ゴマ油、コショウ、塩、砂糖、味噌、しょう油、酒などですが、あさつきや大葉なども入れてもいいですし、コチュジャンやヤンニョムジャンなどもあります、それらを使ってタレを作ってみるのもいいでしょう。
焼肉の内臓の部分
特に焼肉では内臓の部分が、モミダレにつけてから焼いて食べると、とても美味しいです。
まず一つ目はハツです、これは心臓の部分です、この名前は英語からきているようです。
ハツはタンパク室が豊富で、ビタミンB1、B2や鉄分も含まれていて、脂肪分が少なくてしかもヘルシーです。
これがクセがなく独特の歯答えで、塩だけでもなかなか美味しい肉ですよ。
ハツは焼肉用に薄く切って、モミダレと一緒にボウルに入れて、軽くもんでから強火で両面を焼くのがポイントです。
塩だけだ焼いても美味しいですが、モミダレをつけて焼くことでなおさら美味しくなります。
次はホルモンです。
別名テッチャンとも呼ばれますね!
日本人もホルモンは大好きですが、韓国の人達もホルモンは大好きなので、ホルモンだけをメインにしているところがあるほどです。
ただし新鮮なものでなくてはいけません。
ホルモンは豚や鳥や牛がありますが、牛のホルモンが特にオススメ。
しま模様のあるしま超と肉の薄いひも腸がありますが、しま超は脂があって口の中に入れると、とろけるように美味しいです、またホルモンのチゲもなかなか美味しいです。
作り方はハツと同じですが、ホルモンの場合は最初に焼酎か、お酒を軽くふりかけたあとで、モミダレと混ぜるといいです。
ホルモンは、先に短く切らないで焼いたあとに、切って食べたほうが美味しいです。
ホルモンの下ごしらえは、大きめのボウルにホルモンを入れて、一つまみの塩を入れて軽くもみます。
それからざっと水荒いをしますが、この時の注意点はあまり長く洗いすぎるとせっかくの、ぬめりがなくなるのでさっとでいいです。
次はミノですミノは胃袋にヒダの部分を削ぎ切りにしたものです。
これが歯応えがあってなかなか美味しいもの。ミノは焼肉用に薄く切ってからモミダレと一緒に入れ軽くもんでから、強火で焼くのがポイント。
そして最後はタンです。
これは言うまでもなく舌の部分ですが、アッサリしていてシチュウなどにしてもとても美味しいです!
タンの下ごしらえは、皮を剥く作業がとても大変なので、皮を剥いてあるものを購入したほうがいいですね。
まず、タンを焼肉用に薄く切ってから、お好みで塩コショウをしますが、少し多いかなと思うほうが丁度いいですよ。
お好みで、しょう油ベースのモミダレをつけて焼いても美味しいですが、アッサリした食材のので、塩コショウだけでも美味しく食べれます。
焼いた後にゴマ油と塩コショウに刻みネギを混ぜたものを、つけて食べるとさらに美味しくなります。
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